水中の建築家

こんにちは!栄養士の横森です!

今、学園の事務所がある従業員棟という離れの建物の近くに、池があります。その池は雨水などが溜まっており、夏場雨が降らないと干上がってしまうような池です。

先日、池の観察をしているとおもしろい生き物に出会いました!

※幼虫が苦手な方は閲覧にご注意ください!

筒状のようなものから顔を出し、一生懸命歩いている生き物に出会いました!はじめ、水の動きで動いてるのかと思ったのですが、よく見てみると歩いているのがわかりました。そして、この筒状のものが個体によって色が違ったので、これはなんなのか!!!と、とても気になり調べてみました。

この生き物、トビケラの幼虫だそうです。渓流釣りの餌にもなり、種類によりますが長野県ではザザムシと呼ばれ、食用にもなっています。

このトビケラの幼虫、実は水中の建築家なんです。筒状のものは巣になります。水中にある落ち葉や、枝、砂利などを自ら出す糸でかがって巣を作ります。この幼虫は移動式の巣ですが、固定式の巣を作る種類もいるそうです。

観察とても楽しかったです!!

2021年04月10日